読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ぼくはきみがすき!

他愛ないひとりごと

溺れたお話

 

 

突然ですが、「溺れるナイフ」の予告映像を見たわたしのツイートをご紹介します。

 

 

その一分後。

 

 

数日後。

 

 

うるせえ。

 

 

 

11/09 遅ればせながら、ついに溺れてまいりました!

カップルと女子高生まみれの劇場に足を踏み入れ 席に着くなり、ずっとどきどきそわそわしておりました。

 

ここからはわたしの個人的な感想考察が長々と書かれております。またネタバレもしておりますのでお気を付けくださいませ。

 

 

 

 

 

 

 

 

映画自体は正直、原作を読んだほうが分かりやすいのかなあ、という印象です。

展開が非常に早く、(こういうことかな?)なんて自己解釈で補完せねばならない隙間がいくつかあったような気がします。尺の都合上、仕方がない話なんですけどね。

 

とにかく美しい!感想はこれに尽きます。映像がとてもきれい(こなみ) 景色すごいきれい(こなみ)

菅田くんと小松菜奈ちゃんの物憂げで儚い美しさが交わり、二人が必要としていた特別が浮かび上がっていたと思います。

映画の言葉を借りるならば十代独特の『全能感』、異端に対する憧れ、そしてそこに少しずつ滲む痛み、美しい映像の中にすべて閉じ込められていたような気がします。

 

小松菜奈ちゃん、彼女は本当に闇が似合う女性だなあと「渇き。」の時から感じておりました。何かを抱えているあの表情を見ると、その美しさに呼吸が止まりそうになります。

そして何より上白石萌音さん、とってもすごい役者さんですね。

直接的な言葉はなくとも、隠し切れていないコウへの心酔と夏芽への羨望、夏芽のことを心配しつつも、ほんの少しだけ優越感に浸っているような話し方、そしてなにより悲しみや怒りが混じりながらコウを止める必死さと、夏芽に対して箍が外れたように溢れだした憎しみの瞳。

あまりぱっとしないというか、目立たないシーンばかりだったような気がするのですが、上白石さんの存在感ある演技には目を奪われました。

 

 

 

 

 

では今から重岡くんの話をします。

 

 

 

まず最初に言っておきたいのは、大友くんが本当に好きです(直球)

 

例えば大友くんを演じるのが重岡くんじゃなかったとしても、きっとわたしは大友くんを好きになっていたと思います。まあ重岡くんが演じていなかったら、この作品を見る機会は訪れなかったわけですが。

 

 

実はわたし、恋愛映画や少女漫画って得意ではありません。どうしても、いわゆる当て馬役、幸せになれない人に感情移入してしまいます。しかも、その役を演じるのは重岡くん。苦しくならないわけがない。大友くんと夏芽ちゃんが関わるそのたびに、うれしさと寂しさとで胸がずきずきと痛み、涙が出ました。重い女って嫌ね…。

 

 

印象的だったのは「二人の存在は特別だ」と言いながらも、夏芽ちゃんやコウに対して非常にフラットに、友人として接していたところ。火祭り前のコウと大友くんのやりとり、気心の知れた友人同士って感じのさっぱりさでなんとなくほっこりしました。

 

そしてもう一つ、すべてアドリブなんじゃないかと思うくらいに自然体な夏芽ちゃんと大友くんのやりとり。

個人的にバッティングセンターのやりとりが本当に好きです。あれなんかもうほぼ重岡くんじゃないか。かわいい。すき。あとキスシーン間近の「また言われたあ…」かわいい。超すき。キスした後に照れて笑い合うあの表情。もうほぼ重岡君じゃないか。かわいい。本当にすき。あと全然関係ないけど私服が絶妙にダサいのもよかった。

 

まさに重岡くんが大友くんで、大友くんが重岡くん。重岡くんは等身大の男の子の役が似合うなあ、って思いました。だいすき(結論)

 

「俺が笑わせちゃるけえ なんでもしてやりたいんじゃ」

 

コウと大友くんという存在を対比させるためであろうこのセリフ。予告で見ただけでも頭がパンクしそうなほど破壊力のあったこのセリフ。甘酸っぱくてきらきらした夏芽ちゃんと大友くんのやりとりを見せられた後に聞くと、心臓が痛くて痛くてたまらない。普通の恋愛映画なら幸せなシーンに数えられるだろうけど、この映画に限ってはそう捉えられない。これがずっと続く幸せだなんて、誰も思ってない。映画を見ているわたしも、夏芽ちゃんも、大友くんも。椿の花をくわえて笑いかける大友くんと、通り過ぎていくコウに目を奪われる夏芽ちゃん。最初からあのシーンがすべてを示していたから。赤いペディキュアも暗く深い青に塗り替えられる。終わりが示された幸せ、だからどうしようもなく胸が苦しくなる。

 

「大好きじゃ」

 

本当の言葉を絞り出して、伝えてしまったその瞬間、夏芽ちゃんはぐっと遠くへ離れていたことに改めて気づいた。自分じゃないと気づかされてしまった。最初から最後まで、夏芽ちゃんに寄り添い、尽くし続けた大友くん。見返りなんて求めることなく、引き止めることもせず。きっと大友くんは本当に夏芽ちゃんに恋をしていたけれどそれ以上に、好きな人に笑っていてほしかったんじゃないかなあ。夏芽ちゃんの笑顔を守りたかったんじゃないかなあ、なんて。

 

こんなにも報われないのに、好きな人のために強がってふざける大友くん。彼らしい姿に、ああ好きだなあ、ってわたしは泣きながら笑ってました。でもフルコーラスはさすがにびっくりしたよ。笑

大友くんが幸せになりますように。

 

 

しばらくは浮き上がってこれそうにないけれど、エンドロールに流れる「重岡大毅(ジャニーズWEST)」の文字に、なんだかうれしくなりました。重岡くんお疲れさまでした。

 

 

長々と失礼いたしました。 

 

 

足の爪、赤く塗ろうかなあ。えへへ。